安全指導についてR6年10月12日

 弊社では日々ドライバーに対する安全指導や注意喚起を行い、安全運行に取り組んでおります。
 安全運転は日々の習慣が大事ですので、同じ内容でも定期的に確認し合い、士気を高めることが大事です。

目次

一般道走行時の注意事項


 トラックは乗用車よりも車体が大きく重量があることから、道路を走っている際に周囲の乗用車や自転車、歩行者に圧迫感や恐怖心を与えかねないので、安全運行の一環として、周囲への配慮を怠らない様に指導しております。

 特にスピードと車間距離は安全運転、周囲への安全態度として重要事項です。
 前後の車間距離だけでなく、停車している車があった時、歩行者を追い越すときなどは横の間隔にも注意する様注意喚起を行っております。

 トラックは荷物を積んでいて重量も御座いますので、乗用車よりも制動距離が長いです。
 トラックドライバーは周囲の状況を見ながら車間距離を適切にとり、前方の乗用車が減速したときなどに対応できる様スピードも抑えて運転しなければなりません。

 また、しっかり目視で確認してから行動する様に指導しております。
 トラックドライバーは安全が第一ですので、予測だけで行動するのは危険です。
 特に死角になりやすい左折時の歩行者や自転車には注意が必要です。
 周囲を目視で確認しつつ、スピードをしっかり押さえて運行することが大事です。

プロ意識を持って予防運転を行う。

 安全指導や注意喚起を行っているとドライバーから様々なフィードバックをもらう事があります。
その中でも悩ましい問題も御座いました。

 今のトラックは自動ブレーキがついているので、車間距離を空けて走行していると追い越してくる乗用車が直前に入ってきて自動ブレーキが作動してしまい、荷崩れの原因になる可能性がある。とのことでした。

 パレットに乗った段ボールケース等を積んで走行していると、パレット上の段ボールケースが急ブレーキでズレてしまうので、ドライバーは急ブレーキをかけなくて良い様に前方の車両と車間距離を空けて走行しているのですが、追い抜いてきた車両が前に車間距離をあまり開けないで入ってくると、自動ブレーキが作動してしまう事があるようです。

 自動ブレーキはボタンで解除出来るので、荷崩れしやすい荷物を積んだ際は解除するなどできるのですが、
周囲の状況を見ながらスピードを落として運転する事が重要です。


 トラックの制動距離については体感してみないとなかなか理解しにくい所があると思います。

 弊社では、プロ意識を持って予防運転する様に指導しております。
 運送業は一般道路を利用しておりますので、一般の乗用車に配慮して運転しなければなりません。
 連休は特に、普段運転あまりしない方々も乗用車に乗ったりするので、プロとして周囲の状況をよく見て譲り合いの心を持って運転する様に指導しております。

周囲に圧迫感や恐怖感を与えない様に配慮する


  一般のトラックに乗ったことがない方々は、トラックの制動距離や荷台の中身まで分からない事が殆どだと思います。

 私も乗用車を運転しているときブレーキを踏んだら後ろのトラックが迫ってきたことがありました。

 一見あおられているような圧迫感がありなかなか離れないので、いやな感じもしたような気がしますが、
 よく考えてみると、トラックは乗用車よりも動きが緩やかなので、機敏には動けません。
 しばらくしたら車間距離が開いてきたので、重い荷物を積んでいたのかと思いました。


 弊社のドライバーにも、周囲に圧迫感や恐怖感を与えないような運転をする様に注意喚起しております。

何かしらあった時の注意喚起

 以前一般の方からご連絡を頂戴して、スピードや車間距離、追い越し方等についてご指摘を頂いた事案が御座いました。

 そういう時は大体ドライバーは特定できます。
 特定のドライバーにはもちろん指導いたしておりますが、ちょっとしたことから大きな事案に広がらない様に、他のドライバーに注意喚起したり安全会議の議案として注意喚起しております。

 ドライバーにも一人一人個性があり、得意不得意も御座います。
 日々の業務ですので、気を引き締め直すのは大事な事です。
 スピードは絶対出さないと言っているドライバーに対しても注意喚起を行い、頭では分かっている事でも、繰り返し確認し合い、全体の士気向上はとても大切な事です。

今後も安全運転に取り組んでまいります。

 

 
 

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