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車輪脱落事故防止運動
宮城県トラック協会様より、毎年行われている「車輪脱落事故防止強化運動」についての案内が届きました。
10月になり長期間続いた暑さもようやく落ち着き、スタッドレスタイヤの交換時期が近づいてまいりました。
トラックの脱輪事故については以前から問題視されており、大きな事故につながりかねないので注意が必要です。
タイヤの締め付けトルクには規定があり、きつく締め過ぎるとハブボルトが伸びて折れてしまうリスクが高まることから、トラックのホイールナットは徐々に緩む事が前提で定期的な増し締めが必要になります。
特にタイヤローテーションやタイヤ交換後はボルトが緩みやすくなっているので、早めの増し締めが必要で、タイヤ取り付け後の走行100kmが目安になります。
特にISO規格で採用されている右ねじ方式は脱輪事故の大半を占めているそうです。
≪参考記事 タイヤ脱輪事故90%がISO方式≫
現在走行している大型トラックのほとんどがISO方式ですので、ISO採用以前は左ねじ方式であったのがISO採用後に右ねじ方式に変更になった左側のタイヤ後輪の脱輪は特に注意が必要です。
宮城県の運送会社の大半は10月から12月に冬タイヤへの交換が進みます。
株式会社泉エキスプレスも脱輪事故防止に向けて車輪脱落事故防止強化運動に取り組んでまいります。